グレイセス小説(上巻)感想

先程、グレイセスの小説を読み終えました！
という訳で、続きの中に感想をしまっておきます～。

【グレイセス小説『誓いの花』(上巻)感想】

ごちそうさまでした(何)

上下巻で本編を書くとのことで、おそらくかなり省略された物語になるのでは…と思っていたのですが、ゲームやドラマCDには書かれていなかったシーンが結構あって新鮮に楽しめました。
最初、幼少期が思いっきり簡略化されていて誓いシーンすら無い！？とびっくりしましたけど、青年期の途中に幼少期の回想シーンが頻繁に挟まれていて主な出来事はフォローされていたので安心しました。

挿絵も素敵だった…！ソフィとシェリアの髪結い絵がめちゃくちゃ可愛くて和みました(´∀｀*)
そして王子ィィイイイ！！！パスカル、ヒュー、教官をも押しのけて、ちゃっかり白リチャでも黒リチャでも挿絵に出演とはさすがですw

で、何がごちそうさまだったかというと…
相変わらずアスリチャがイチャイチャしてたり、アスベルがひたすらリチャードを心配して気にかけていたり、リチャの言動の描写にいちいち萌えたり、色々と！ε＝(゜∀゜*)←
まず本文の初っ端からリチャードの手紙だったのにはテンションMAXでした。これはいいオープニング…！

個人的には、リチャが偏食というのが意外でした。
小食というのは予想通りだったけど、偏食なんですか王子ww食欲のある無しはともかく、好き嫌いはせずに食べそうなイメージだったので驚きました。
これは毒を仕込まれる危険があるせいで偏食になったのか、それともただの好き嫌いなのかどっちなんだろうw

あと、大人になってからも相変わらず偏食なのかがちょっと気になる。
系譜編で皆で旅をしている最中に、自分の苦手な食材を出されて一生懸命ガマンしながら食べるリチャとかちょっと可愛くないですか(゜∀゜*)
それとか『好き嫌いはいけませんよ陛下』って教官に叱られたり、『食べられないんですか？まだまだ陛下も子供ですね』とかからかわれて、悔しくて意地になって根性で食べるリチャとか…微笑ましくていいんじゃないか…(真顔)

話が逸れましたすみません(汗)
それにしても、ラムダ内蔵中の黒リチャの危なっかしい色気は、文章で表現されるとまた一層凄まじいですね！
ウォールブリッジ～ラント襲撃あたりの不安定なドス黒いリチャを見ていると、やっぱり黒リチャもいいなぁ！と思わずにはいられん…！
いやぁいい仕事してくれますなラムダの旦那！デールをも心底ビビらせる迫力が凄いですね。

そして何度見ても、黒リチャがラントを襲撃するシーンの『大切なものに順序なんてない』『僕を一番には想ってくれていないんだねアスベル』のやり取りには驚きます。
ほんとアスベルが全てすぎる＆独占欲がハンパないよこの子…！

マリリチャ好きとしては、ウォールブリッジでの邂逅も美味しかったです。
今まで、マリリチャというと系譜編の白リチャでしかネタを考えたことがなかったけど、マリク×黒リチャっていうのもいいなぁ。
ウォールブリッジで教官が投獄されている間に、ひと悶着くらいあったっていいと思うんだけどね！(゜∀゜*)

あ、そうだ。
リチャードがパパ似というのが分かったのも収穫でした。
どうやら親子そろってとんでもない美形のようで…ウィンドル万歳！←

小説を読んだらまたゲームをやりたくなってきました。
下巻はフォドラやラムダ関連の描写が非常に楽しみですv